• 新しい「舊字・舊かな」文書處理
  押井德馬・髙﨑一郞（國語問題協議會） 著
  電子書籍版500円　冊子版500円（送料込）
  所謂「旧字・旧かな」による文書処理を、技術的側面から解説。「旧字・旧かな」は完全に絶滅した表記ではなく、昔の言葉としても、現代の文章表現としても、細々と需要があります。国会図書館等の過去の文献がデジタル化され全文検索も可能になった今では尚のことです。本書のテーマは「旧字・旧かなのインフラ整備」で、その一例として「旧字フォントの作り方と、旧字字形の規格化に向けた構想」「新旧カナを同一テキストで表現するための『表記包括タグ』の案」を取り上げます。
  一般書店では取扱いがありませんので、ご希望の方は文字文化協會事務局（メール：)へお申込みください。
  

• 本字を知る樂しみ　甲骨文・金文
  安東麟 著
  電子書籍版　909円（本体）
  Amazon ＰＯＤ版(印刷版・A5判166頁)
  　　　　　　　　　1,400円（本体）
  文字文化協會発行「本字を知る樂しみ　あるある100漢字」の副読本。同書に掲載されたいわゆる「旧漢字」100文字について、象形文字を含む古代文字を解明することをモットーとする書家の“書く”視点から、研究者の字説に拠って字源を解説し、字形分析を行ない、甲骨文や金文などを揮毫した本です。
  
  

• 本字（もとのじ・ホンジ）を知る樂しみ　あるある100漢字
  文字文化協會 編
  電子書籍版　近日発売
  Amazon ＰＯＤ版(印刷版・A5判208頁)
  　　　　　　　　　1,500円（本体）
  「櫻（桜）」「澤（沢）」など人名や固有名詞で今でもおなじみの字から、「對（対）」「圖（図）」など戦前の書籍での使用頻度が高いが読み方に悩む人の多い字まで、いわゆる「旧漢字」を百字選んで漫画で解説した本です。現行の「常用漢字表」にも括弧書きでこれら「旧漢字」が挙げられ、学校では学ばないものの、現行の字体の「本（もと）になる漢字」とみなされてきました。本書はこれらの漢字を「本（もと）になる漢字＝本字（ほんじ）、本漢字（ほんかんじ）」と呼び、「画数の多く書きにくい文字」と思われてきたそれらの字が、実は「漢字本来の成り立ちや意味をより正確に表現している」ことを紹介します。
  
  

• 日本漢詩五十撰
  文語の苑 編
  　Amazon ＰＯＤ版(印刷版・A5判120頁)
  　　　　　　　　　1,800円（本体）
  「日本漢詩」は中国の模倣だと言う人がいますが、日本人は漢字の流入後じきに中国の漢詩を自家薬籠中の物にして、本家とはひと味もふた味も違う新しい文学に昇華させました。大津皇子の臨終の詩「泉路賓主無く、此の夕べ家を離（さか）りて向ふ」などには日本人固有の死生観が見られます。乃木希典の「千里風腥（なまぐさ）し新戦場」は中国人の戦争描写とは違う無常観に溢れています。一休宗純の洒脱も、旧来の陋習を破って、自分の頭で考えた新しい人生の道を模倣しているのです。
  　本書はこのような日本漢詩を五十首紹介していますが、中に女流漢詩人を二人取り上げています。いずれも幕末の人で、江馬細香は頼山陽に求婚されながら、父が断ってしまったのを知ると、弟子入りして、一生師と仰ぎ続けました。掲出詩の「秋詞」は八行の七言律詩ですが、新古今集の秋風の歌を思わせる如何にも日本的な詩と言っていいでしょう。梁川紅蘭は勤王の志士として働き、安政の大獄で捕縛されましたが、堂々たる弁論で無罪を勝ち取り、維新の世を見ることができました。ヴィクトリア女王のことを「英吉の夷酋（イギリスの夷狄の酋長）亦婦人」と詠んでいるのが面白い。
  　戦後の日本では、伝統文化が排斥され、文語や漢文は学校教育の場でも冷遇されています。今年(2020)から、小学校の英語教育が必修化されましたが、英語の早期教育は母語の習得に弊害があるとも言われています。それよりも、日本の古典を学んで、美しい母語を話し、書くことのできる次世代の国民を育てたいものです。本書の意気込みや壮たるものがあります。
  
  

• 日本に於ける理性の傳統
  小堀桂一郎 著
  　電子書籍版　 2,000円（本体）
  日本は西歐の近代文明から「理性」や「自由」の觀念を初めて學んだ―さう思つてゐる人は多いものです。しかしそれは大いなる誤認であり、日本に生れた日本の傳統、それも鎌倉時代の出來事だつた、と著者は解説します。この意外な事實を史料から解き明かしていく、興味深い一册です。
  
  

• 土方稲嶺傳
  小谷惠造 著
  　電子書籍版　 2,000円（本体）
  土方稲嶺は江戸で宋紫石に学び、のちに円山応挙や谷文晁、伊藤若冲らのいる京都に活動の場を移し、晩年に鳥取藩絵師として召し抱えられましたが、人物、山水、花鳥、虫魚いずれも優れ、特に鯉画が巧みであったとされます。京都画壇最大の派閥であった応挙一門との軋轢や、確執を背景に、黙々と画家の本道を真っ直ぐに生き切った稲嶺の画業が、著者の熱い思いとともに蘇ります。今日、土方稲嶺のことを知るには『鳥取県郷土史』などの地方史に拠らねばならず、本書は彼の全体像を知る貴重な一冊です。
  
  

• 禪遺蹟の旅
  安東路翠 著
  　電子書籍版　 1,200円（本体）
  禪宗の初祖達磨禪師の「面壁九年」の故事にある少林寺から、日本曹洞宗の開祖道元禪師が修行した天童寺など、嗣法を受け繋いだ御祖ゆかりの地を巡る中國の旅は、信仰の軌蹟をひとときにして甘受し、人間精神の貴さを拜觀するもので、著者撮影の寫眞、畫作とともに正字正假名の流麗な文章でまとめられました。
  
  

• 數學における言語
  河田　直樹 著
  　電子書籍版　 1,000円（本体）
  　Amazon ＰＯＤ版(印刷版・A5判120頁)
  　　　　　　　　　1,400円（本体）
  数理哲学研究家である著者が、「言語で『数学』を考える人間の最奧にある最も根源的な衝動あるいは欲求とは何なのか？」など「数学的思考の本質」を解き明かしていく。
  
  

• 梵字に親しむ　安田梵字教室
  安田　倫子 著
  　電子書籍版　 1,000円（本体）
  　Amazon ＰＯＤ版(印刷版・A5判160頁)
  　　　　　　　　　1,200円（本体）
  本書は、梵字に親しみ「梵字を書いてみよう」という方のための入門書です。
  まず、梵字の五十音図から自分の名前を梵字で書いてみることから始めて、インドで生まれた梵字の歴史や日本に伝えられたいきさつ、佛教とのつながりを学び、干支や回忌の「守護梵字」や寺社でみかける梵字の意味を知って、梵字を書くときの心得手順に進みます。
  
  

• エスター・ローズと普連土　アメリカから日本にかけた橋 増補改訂版（クエーカー資料集１）
  大津 光男 著
  電子書籍版 2,000円（本体）
  Amazon ＰＯＤ版(印刷版・A5判320頁)
  　　　　　　　　　2,700円（本体）
  本書は、自らもキリスト友会徒でエスター・ローズとも親交のあった著者が、普連土学園『研究紀要』に掲載した伝記をもとに書かれ、平成30年に刊行された旧版をさらに充実させた増補改訂版で、「エスター・ローズ伝記」の決定版です。
  
  

• 平安より明治に至る 文語 紀行文五十撰
  NPO法人文語の苑　編纂
  Amazon ＰＯＤ版(印刷版・A5判197頁)
  　　　　　　　　　1,400円（本体）
  電子書籍版　 1,200円（本体）
  古代以來日本人は、海外との間でも或いは國内でも活發に移動し交流してきましたが、私たちは今、まとまった「紀行文」として平安時代以降のものを讀むことができます。
  本書では、それらの中から平安時代の圓仁『入唐求法巡禮行記』から明治時代の大町桂月『十和田湖』までの文語文五十篇を採録しました。日本の國土各地、或いは海外の樣々な時代の情景や風景、或いは人々の生活がより身近で親しいものとなるでしょう。
  
  

• 卽興詩人　ハンス・アンデルセン著 森鷗外譯
  概要・谷田貝常夫、朗読・橘由貴
  電子書籍版 2,000円（本体）
  Amazon ＰＯＤ版(印刷版・A5判104頁)
  　　　　　　　　　1,500円（本体）
  世界的に知られる童話作家ハンス・アンデルセンの最初の自伝的長編小説『卽興詩人』は、日本では森鷗外の典雅な文語訳で広く知られています。本書はその粗筋とともに、本文の一部の朗読を情感あふれる音声データで聴くことができます。
  『卽興詩人』は発表されるや歐州各国で大きな反響を呼びました。ドイツ滯在中の森鷗外がそのドイツ語訳を読んで大きな感銘を受け、帰国後、勤務のかたわら十年をかけ典雅な文語文として訳しましたが、その訳文が日本で大きな反響を呼び、かなりの作家や知識人にとって詞藻の種となり、また旅行記とも呼べるところから、伊太利旅行の案内書ともなったものです。
  
  

• 日本に献身した　エスター・ローヅ讃歌
  谷田貝 常夫　著
  電子書籍版 1,000円（本体）
  Amazon ＰＯＤ版(印刷版・A5判130頁)
  　　　　　　　　　1,200円（本体）
  エスター・ローヅは大正6年来日し、第二次大戦中一時帰国時には米国内で「日系人収容キャンプ」で日系人の支援活動に関わり、また戦後再来日するとララの駐日代表の一人として米国からの支援物資の配分など困窮する日本を救援するとともに、普連土学園の教育の発展にも尽力しました。また皇太子の英語教師として皇室とも深い関わりをもちました。いま改めて感謝の気持ちを込め、彼女の生涯を振り返ります。
  
  

• いろは歌　大和言葉の奇蹟-囲碁いろは百吟
  中山典之　著
  Amazon ＰＯＤ版(印刷版・A5判166頁)
  　　　　　　　　　1,500円（本体）
  「色は匂へど散りぬるを…」で知られる「いろは歌」は、日本語の四十七文字を重複する事なく組みいれた七五調の歌として、千年以上の長きにわたり世界に冠たる日本の文化財でありつづけました。
  プロの囲碁棋士でありながら生涯に千首以上の「いろは歌」を作った著者が、大和言葉の魅力を語ります。國語問題協議會での講演「實踐いろは歌」も収載。
  
  

• 戯曲　若き二人の姫
  　喜劇「むしめづる姫」　悲劇「鶴姫」
  谷田貝常夫　作
  電子書籍版　1,000円（本体）
  Amazon ＰＯＤ版(印刷版・A5判143頁)
  　　　　　　　　　1,200円（本体）
  喜劇「むしめづる姫」は、平安時代の『堤中納言物語』にある短編「虫めづる姫君」と、『更級日記』の作者藤原孝標娘が武蔵野国で耳にした「竹芝のさか」伝説を素材に、貴族社会では異質の「虫を愛する」京の若い姫君が、やがて自らの意志で東国にくだり、竹芝に住みつくまでの物語です。 また悲劇「鶴姫」は、瀬戸内海に浮かぶ大三島の大山祇神社に伝わる文献『大祝家記』に記される鶴姫と、神社所蔵の小振りの黒い胴丸を結びつけ、鶴姫が戦国時代の武将として活躍したとする「鶴姫伝説」に基づきます。迫りくる大内海軍に立ち向かい、懸命に自らの神社と氏族を護らんとしながら、最後は十八歳で入水自殺した悲劇の姫の物語です。 作者はこれらの若い姫君達の信じられないような行いから、歴史の真実とは異なりながらも、全くの虚構とばかりは言えない「人生の真実」を見出します。
  
  

• きゃりこの戀　―イケメン外人の日本語教室
  雁井理香　著
  電子書籍版　600円（本体）
  古文・漢文と日本史を敎える米国生れの三十三歳の「イケメン」変な外人教師が、日本のギャル予備校生「きゃりこ」に複雑精妙な日本のことばの文（あや）や漢字の歴史などを対話形式で講義します。きゃりこの姉やきゃりこが恋する美少年も生徒で登場。
  主に平安中期以前の万葉仮名の文献に基準をおいた「歴史的假名遣」を、特に若い人達に普及させることを目的に書かれた、57講の「日本語教室」です。
  
  

• 和字正濫鈔
  契沖　著
  電子書籍版　1,200円（本体）
  本書は、江戸時代の僧契沖が古文献によって仮名遣いを研究し、後に「歴史的仮名遣い」確立の基盤となった『和字正濫鈔（わじしょうらんしょう）』の原典画像と翻刻テキストを対比させた電子書籍です。
  契沖は、平安中期成立の『倭名類聚抄（わみょうるいじゅしょう）』以前の文献には、いろは四十七文字の仮名の用法に混乱のないことを発見し、「い・ゐ・ひ」「を・お・ほ」「え・ゑ・へ」等の項目の下に、その仮名を含む語をいろは順に並べ、その出典を注して仮名表記の基準を示しました。 また本書解説では、契沖が梵字の素養により日本の仮名「五十音図」の規則性を発見したこと、契沖は日本語が論理的な方向に向かっていく延長上に現われた人物であったことなどが詳述されています。
  
  

• 増刷出来！　　　　　

  今昔秀歌百撰（菊判上製218頁）
  百撰刊行会企画
  千数百年にわたる「和歌」という日本の伝統的教養を楽しんで身につけてもらえたらとの意図で企画されたもので、和歌のリズムを伝承する秀歌百一首を選び、それぞれについて現代各界の著者が「歴史的仮名遣・正漢字」による鑑賞と批評の解説を付けたものです。
  一般書店では取扱いがありませんので、ご希望の方は文字文化協會事務局（メール：)へお申込みください。
  

• 文語作品集 文のそよぎ
  日高聡子　著

  電子書籍版　300円（本体）
  「岡崎久彦文語作品賞」第一回受賞作品『文（ふみ）通はし』をはじめ、短編集『おひたちの記』『たそがれ百景』を収載。
  作者の人生觀察、人生觀の断片が美しく洗練された文語で綴られ、現代であってもなお日本人のこころを惹きつける文語文の魅力を伝えます。
  
  

• 文語の苑 文語詩集　明治大正昭和
  特定非営利活動法人文語の苑　発行

  電子書籍版　1,000円（本体）
  戦後の日本語で失われたものは詩心・ポエトリであり、文語の魅力はその律動感にあります。古来、脈々と続く日本人の感性を枯渇させないために、改めて明治以降の文語詩を読み直してみましょう。
  讚美歌、小學唱歌からはじまり、西欧の詩の影響を強く受けた飜譯詩から象徴詩、さらに祝日の歌、軍歌や校歌、寮歌、行進歌、労働歌に及ぶ代表的な文語詩165篇を収録。
  
  

• 尋常小學國史 上巻・下巻
  文部省　発行

  電子書籍版　400円（本体）
  本書は大正9（1920）年（上巻）～10（1921）年（下巻）に文部省が発行した『尋常小學國史』のデジタル復刊版です。
  日本歴史（國史）は5～6年生で教えられましたが、この教科書は上下巻350ページに及び、記紀神話から今上天皇（大正天皇）まで、日本の歴史を人物中心の通史にまとめているのが特徴です。
  明晰な歴史的仮名遣と正漢字の文章で難読漢字にはルビがつけられています。
  
  

• ２+２は４ではない　数遊びの図鑑
  ニコラス・ウッド著・中村保男訳

  電子書籍版　700円（本体）
  小学生が見たら間違っているではないかと言われそうな題名のこの本は、数学者でも数学教師でもない、好奇心旺盛な著者による「数学遊びの図鑑」で、様々な視点、種々の分野に立寄って数学の在り様を描き出しています。
  

• 回想 学徒出陣
  石井公一郎　編著

  電子書籍版　600円（本体）
  「愛する同胞のために命をささげた戦友に対して、我らが抱く哀惜の念は終生変わらない」
  出陣学徒の記録、同期生の座談会、「四つの平和運動」を考えるメッセージ、並びに大東亜戦争の実態を問う小論文を収載。
  

• 〔福田恆存語録〕日本への遺言　言葉 言葉 言葉
  中村保男・谷田貝常夫　編

  電子書籍版　1,500円（本体）　※令和3年10月をもって文字文化協會での取扱を終了しました。
  日本はこれでよいのか？孤高の思想家が人間性を追及しつづけ、人間存在を深く洞察したところから生まれた言葉の数々。
  

• 批評家の手帖
  福田恆存著　中村保男訳

  電子書籍版　700円（本体)　※令和3年10月をもって文字文化協會での取扱を終了しました。
  日本人による本格的な言語論が、和英対訳でここによみがえる。
  

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• 英文和訳・要約法
  谷田貝常夫、中村 保男　著

  電子書籍版　1,000円（本体）
  Amazon ＰＯＤ版(印刷版・A5判128頁)
  　　　　　　　　　 1,200円（本体）
  大学入試でも「記述式」出題の傾向が強まっていますが、英文を的確に理解したうえで和訳し、訳文の文章を簡潔に要約する技術、すなわち「長い原文のエッセンスを凝縮すること」の重要性は、情報過多の現代社会にあってその重要性はますます高まっているといえましょう。
  良い「英文和訳」から、良い「和文要約」を目指す全ての人に役立つ本です。
  
  

• 国語読解･要約法
  谷田貝常夫　著

  電子書籍版　1,500円（本体）
  Amazon ＰＯＤ版(印刷版・A5判312頁)
  　　　　　　　　　1,800円（本体）
  大学入試をはじめ多くの試験で出される「国語を読解し要約する問題」への対策のポイントを、具体的な例文から判り易く解説しています。
  「一文が正しく読み取れなければ、文章全体もわからず、要約もできないので、まず正確な読解ができなければならない。そしてその読解には『文化常識』が必要であり、『日本語の特性』や『日本語の文型』について理解を深めることが必要とされる」という本書の内容は、受験対策はもちろん、日本語を使う全ての人に役立つものといえましょう。
  
  

• 平成漢字基本字形集
  文字文化協會漢字小委員会　編

  電子書籍版　2,000円（本体）
  本字形集は、戦後日本の文字施策・標準化にみられる漢字表記の混乱並びに「手書きからキーボード入力」という文字使用環境の変化への対応に指針を示す試みです。
  甲骨文字、康煕字典など歴史的な漢字研究の学術的成果を踏まえ、漢字の成り立ちから「正字（基本字）」を示すもので、おおむねJIS漢字第１、第２水準を中心に現代に一般に通用する漢字5,700字を康煕214部首により排列し、関連する異体・古体・分岐・融合・別字などの通用字をJIS第３、第４水準並びにUnicode統合漢字から拾い、総数約8,800字を収録します。さらに854種の旁（部品）字形による「つくり索引」で検索の便を図るとともに、参考資料として戦後の字形の変化を比較対照する「新旧字体対照表」で現代漢字の系統的な俯瞰を試みています。
  自分の用いる漢字が類似字形群の中でどの位置にあるかを見つけ、どの漢字を使うかを選ぶ時に必ず頁を繰る、実用の辞書として役立つものでしょう。
  
  

• 概説 康煕字典
  谷本玲大　著訳

  電子書籍版　1,000円（本体）
  『康煕字典』の名は、漢字字典の最高権威として広く知られ、今なお、コンピュータと漢字に関わる様々な議論や検討にもしばしば登場します。
  『康煕字典』の構成や内容、諸版の歴史的成り立ちなどを判り易く紹介し、「序文」や「凡例」などの現代語訳、その見方を示す図版「図解『康煕字典』」を付け、全体像を明らかにします。
  
  

• シャーロック・ホームズの冒險　
  アーサー・コナン・ドイル著　兼武　進訳

  電子書籍版　1,000円（本体）
  ホームズ、ワトソンの名コンビが活躍した19世紀末のロンドンの雰囲気を髣髴とさせる、正字・正假名の格調高い語彙と文体で譯された新たな作品です。シドニー・パジェットの挿絵も完全収録しています。
  （内容各編）ボヘミアの醜聞／正體不明の男／赤毛聯盟／ボスコム谷の謎／五粒のオレンジの種／脣の吊れた男／靑いガーネット／まだらの紐／技師の親指／獨身の貴族／綠柱石の寶冠／ぶな屋敷
  

• 外字・異体字のバリアフリーを目指して-漢字研究7年の軌跡
  インデックスフォント研究会編

  電子書籍版　1,500円（本体）
  書籍版ISBN978-4-87738-424-1
  （発売・紀伊國屋書店)　1,500円（本体）
  多様な歴史的漢字や梵字・甲骨文字などをコンピュータで扱う方に必携の書。
  

• 梵字鏡叢書（3冊セット・函入り）
  文字文化協會編
  書籍版ISBN978-4-903375-42-7（発行・横濱五十番館） セット 14,000円（本体）
  入門者から研究者まで、梵字理解のための必携基本図書。現存する梵字を集大成した仏教文化の金字塔。
  在庫僅少につきご購入は文字文化協會へお申込みください。