当研究会の活動・研究成果を刊行しました。 |
『外字・異体字のバリアフリーを目指して 漢字研究7年の軌跡』 【目次】 第1章 インデックスフォント研究会設立と活動概要 1 インデックスフォント研究会設立の目的 2 これまでの活動概要と成果 第2章 「文字図形情報」の共有による外字・異体字問題解決 1 外字・異体字問題とは 2 「文字図形情報共有基盤」の構築 3 「文字図形番号」と「文字図形識別情報」 第3章 インデックスフォント研究会の活動成果と課題 1 多漢字処理の問題とニーズ分析 (1)ビジネスフォーム印刷における氏名表記 (2)電子政府における多漢字環境の整備 (3)出版における外字処理−「印刷書籍」から「電子書籍」へ (4)データベース、デジタルアーカイブ構築における外字問題 2 多漢字処理の手法研究 (1)メインフレームメーカーの漢字コード (2)JIS漢字コード (3)Unicode とIVS (4)文字番号とISO/IEC 10036(図形登録ルールの標準) (5)画像フォントによる多漢字表現 (6)実装方式としてのIFex検討とプリンタ実証実験 3 ビジネススキーム、コストメリットの検証 4 標準化に向けた活動(文字図形番号標準化検討委員会WG) (1)検討委員会の設置 (2)委員会活動 5 文字基盤構築活動への参画 (1)電子政府文字基盤構築(プロジェクト事業への提案) (2)電子書籍文字基盤構築(プロジェクトへの参加) 6 広報活動(各種団体との連携、セミナーなど) (本文執筆分担者 板倉和治、伊藤英俊、黒田信二郎、平林元明、谷田貝常夫) 参考資料 コンピュータ以前の漢字の歴史―異体字をめぐって(谷田貝常夫) コンピュータ以降の外字問題(伊藤英俊) 文字鏡プロジェクトの活動(黒田信二郎) 異形字符号枝番方式と漢字の三次元モデル(伊藤英俊) 字形同定(異体字識別)ルールの標準化(長村 玄) 「文字図形情報共有基盤」の運用スキーム(黒田信二郎) コラム 「インデックスフォント研究会」梁山泊の想い―日本語の文字・活字文化の諸問題解決のために(伊藤隆幸) 「インデックスフォント研究会」に誘われた頃(臼井良雄) “(ハシゴダカ)”は何故使えないの?(伊藤英俊) 世界村の中の日本語「文字村」とその意義(長村 玄) 戸籍の氏名に文字番号を振る(望月英男) 外字の今昔(長村 玄) 森鷗外の漢字(谷田貝常夫) 中国簡体字は日本語になるか(伊藤英俊) インデックスフォントから見たUnicode(谷本玲大) 「インデックスフォント研究会」に期待する(中村憲司) 甲骨文字は神聖文字(古家時雄) コンピュータ漢字誕生黎明期の落し物(相田 満) 梵字のはなし(谷田貝常夫) |