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書名索引(アイウエオ順)

刊行物一覧   令和3年(2021)

本字(もとのじ・ホンジ)を知る樂しみ あるある100漢字

令和3年(2021年)4月

文字文化協會 編
「櫻(桜)」「澤(沢)」など人名や固有名詞で今でもおなじみの字から、「對(対)」「圖(図)」など戦前の書籍での使用頻度が高いが読み方に悩む人の多い字まで、いわゆる「旧漢字」を百字選んで漫画で解説した本です。現行の「常用漢字表」にも括弧書きでこれら「旧漢字」が挙げられ、学校では学ばないものの、現行の字体の「本(もと)になる漢字」とみなされてきました。本書はこれらの漢字を「本(もと)になる漢字=本字(ほんじ)、本漢字(ほんかんじ)」と呼び、「画数の多く書きにくい文字」と思われてきたそれらの字が、実は「漢字本来の成り立ちや意味をより正確に表現している」ことを紹介します。

電子書籍版近日発売
Amazon POD版(印刷版・A5判208頁)1,500円(本体)

刊行物一覧   令和2年(2020)

日本漢詩五十撰

令和2年(2020年)11月

特定非営利活動法人文語の苑 編輯
「日本漢詩」は中国の模倣だと言う人がいますが、日本人は漢字の流入後じきに中国の漢詩を自家薬籠中の物にして、本家とはひと味もふた味も違う新しい文学に昇華させました。大津皇子の臨終の詩「泉路賓主無く、此の夕べ家を離(さか)りて向ふ」などには日本人固有の死生観が見られます。乃木希典の「千里風腥(なまぐさ)し新戦場」は中国人の戦争描写とは違う無常観に溢れています。一休宗純の洒脱も、旧来の陋習を破って、自分の頭で考えた新しい人生の道を模倣しているのです。
 本書はこのような日本漢詩を五十首紹介していますが、中に女流漢詩人を二人取り上げています。いずれも幕末の人で、江馬細香は頼山陽に求婚されながら、父が断ってしまったのを知ると、弟子入りして、一生師と仰ぎ続けました。掲出詩の「秋詞」は八行の七言律詩ですが、新古今集の秋風の歌を思わせる如何にも日本的な詩と言っていいでしょう。梁川紅蘭は勤王の志士として働き、安政の大獄で捕縛されましたが、堂々たる弁論で無罪を勝ち取り、維新の世を見ることができました。ヴィクトリア女王のことを「英吉の夷酋(イギリスの夷狄の酋長)亦婦人」と詠んでいるのが面白い。
 戦後の日本では、伝統文化が排斥され、文語や漢文は学校教育の場でも冷遇されています。今年(2020)から、小学校の英語教育が必修化されましたが、英語の早期教育は母語の習得に弊害があるとも言われています。それよりも、日本の古典を学んで、美しい母語を話し、書くことのできる次世代の国民を育てたいものです。本書の意気込みや壮たるものがあります。

電子書籍版1,200円(本体)
Amazon POD版(印刷版・A5判120頁)1,800円(本体)

日本に於ける理性の傳統

令和2年(2020年)10月

小堀桂一郎著
日本は西歐の近代文明から「理性」や「自由」の觀念を初めて學んだ―さう思つてゐる人は多いものです。しかしそれは大いなる誤認であり、日本に生れた日本の傳統、それも鎌倉時代の出來事だつた、と著者は解説します。この意外な事實を史料から解き明かしていく、興味深い一册です。
【目次】
序章 近代の黎明・鎌倉時代──日本に「中世」はあつたのか──

一 「道理」の世紀を拓いた人々
第一章 思索の發祥と「道理」の發見──慈圓『愚管抄』──
第二章 政道に於ける「道理」──北條泰時『關東御成敗式目』──
第三章 「道理」の歸結としての「當爲」──栂尾明惠上人『遺訓』及『傳記』──
第四章 「道理」貫徹の苦鬪──道元『正法眼藏』及『同隨聞記』──
第五章 武家社會・庶民間に普及した「道理」──『吾妻鏡』・『沙石集』──

二 時代の標幟語としての「自由」と「理性」
第六章 戰國武將達の「自由」衝動──「自由」の根據としての道理追求──
第七章 イエズス會士サヴィエルの發見──日本人の「理性」──
第八章 世界像をめぐつて、東西「理性」の衝突──キリシタンの世紀を彩る論爭──
第九章 「自由」をめぐつて、東西思惟の對照──キリシタン文學からの照射──
第十章 思想鬪爭の武器としての理性──日本教徒不干齋ハビアンの登場──

三 「超越者」と「理性の思惟」
第十一章 創造主世界觀との對決・習合──本多正信『本佐錄』──
第十二章 「理性の思惟」の三種の契機──鈴木正三『驢鞍橋』他──
第十三章 朱子學的世界説明再考──白石、鳩巢、益軒──
第十四章 古典文獻學誕生の意味──仁齋、徂徠、(付)淡窓──
第十五章 普遍主義の壓迫と國風文化──本居宣長の思想鬪爭──
第十六章 國際社會からの挑戰と國體論──水戸學の苦鬪──
結  語 ──道理と德の文明 vs. 意志と力の文明──

電子書籍版2,000円(本体)

土方稲嶺傳

令和2年(2020年)9月

小谷惠造著
本書は、江戸期の鳥取を代表する文人画家・土方稲嶺の一生を紹介し、「気韻生動」の稲嶺の核心に迫り、従来の稲嶺像を覆してその真価を浮き彫りにするものです。今日稲嶺のことを知るには『鳥取県郷土史』などの地方史に拠らねばならず、本書は彼の全体像を知る貴重な一冊でもあります。稲嶺は江戸で宋紫石に学び、のちに円山応挙や谷文晁、伊藤若冲らのいる京都に活動の場を移し、晩年に鳥取藩絵師として召し抱えられましたが、人物、山水、花鳥、虫魚いずれも優れ、特に鯉画が巧みであったとされます。京都画壇最大の派閥であった応挙一門との軋轢や、確執を背景に、黙々と画家の本道を真っ直ぐに生き切った稲嶺の画業が、著者の熱い思いとともに蘇ります。
【目次】序章 稲嶺研究の動機/第一章 従来の稲嶺傳/第二章 稲嶺の先祖の偉勲/第三章 何故画家を志したか/第四章 宋紫石の下での修業/第五章 「気韻生動」の画境/第六章 京都に於ける稲嶺/第七章 鳥取藩絵師になる/第八章 圓山應擧/終章 我が稲嶺論/土方稲嶺年譜/あとがき/(図版14点、挿図76点)

電子書籍版2,000円(本体)

禪遺蹟の旅

令和2年(2020年)2月

安東路翠著
本書は、佛敎徒として禪の眞髄を說いた道元禪師の著作『正法眼藏』を學んだ日本畫家の著者が、中國大陸の何百年にも渡る佛祖の信仰の軌蹟を廻り『正法眼藏』の文章を辿る旅の記錄を、著者撮影の寫眞、畫作とともに正字正假名の流麗な文章でまとめたものである。
禪宗の初祖達磨禪師の「面壁九年」の故事にある少林寺から、日本曹洞宗の開祖道元禪師が修行した天童寺など、嗣法を受け繋いだ御祖ゆかりの地を巡る旅は、信仰の軌蹟をひとときにして甘受するもので、そのことにより人間精神の貴さを拜觀する旅であった。
【訪れた寺院】
少林寺 南華寺 雙峯寺 暜陀山觀音院慧濟禪寺 昭覺寺 黄梅五祖山眞慧禪院 雲門寺 百丈寺 馬祖山開元寺 能仁寺 柏林寺 天寧寺 廣惠寺 臨濟寺 開元寺 徑山寺 禪源寺 天童寺 峨眉山華蔵禪寺 阿育王寺 白馬寺 熊耳山空相寺 國恩寺 東林寺 西林寺 淸音閣陵雲寺 定慧寺 大明寺 八大山人館 奉先寺 石窟寺 正定隆興寺 大相國寺 普陀山普濟禪寺 法雨禪寺 天臺山國淸寺 嶽林寺 伏虎寺 皇城淸眞寺 凌雲寺 淨慈寺 北山景德靈隱寺

電子書籍版1,200円(本体)

刊行物一覧   平成31年/令和元年(2019)

數學における言語

令和元年(2019年)12月

河田 直樹著
長年「数学」を受驗生に教えてきた著者が、子ども時代から最も関心があった「数学における言葉の問題」「数学と人間、精神、身体との関わり」について自由気ままに綴ります。
論理的思考の究極にあるはずの数学において最も基本的な“コトバ”である「数」とは何か?「点」や「線」といった言葉は何を意味しているのか?「無限」とか「連続」といった言葉が登場する数学という言語体系とは一体いかなるものか?また、数学言語による事物認識とは、またその対象は何なのか? さらに言語で「数学」を考える人間の最奧にある最も根源的な衝動あるいは欲求とは何なのか?
著者は、福田恆存の「西欧精神について」など様々な言説を渉猟しながら、日本の西洋哲学の受容とその日本語化にも関わる「数学的思考の本質」を解き明かしていきます。
【目次内容】
■序章 數学の言葉を考へるために//自分の杯(さかづき)で/中野茂男氏の言葉
■第1章 數學における知のあり方//ソクラテス以前の哲學者/ニーチェ・ソクラテスとリーマン豫想
■第2章 論證と希臘(ぎりしあ)數學//ソクラテスの論理/希臘數學の独創/論證としての數學の根源にあるもの/タルホ的ブンガクの缺如
■第3章 少年時代と西洋//口惜しい思ひ/西洋への憧れと誤解
■第4章 ライプニッツ協會での講演//數學を取り巻く概觀圖/数学と自然・社會
■第5章 數學における無限//線分の3等分點をめぐつて/無限等比級數/無限と絶對
■第6章 西歐精神//福田恆存の「西歐精神について」/『徒然草』243段/トマス・アキナス/村上一郎と「文學情念論序説」
■第7章 ロックとライプニッツ//ジョン・ロックの知/ジョン・ロックの『人間知性論』/ライプニッツの『人間知性新論』/ロックとライプニッツ/ライプニッツとは
■第8章 日本語と哲學//哲學の言葉/日本語による思索/『日本人の思惟方法』/日本語の哲學への展望
■第9章 無限思想//無限思想への旅立ち/『ピレポス』[Ⅰ]/『ピレポス』[Ⅱ]/パルメニデスとゼノン/パルメニデスとアリストテレス/アナクサゴラス/アリストテレスの無限論/希臘數學における無限/平行線の公理
■第10章 非ユークリッド幾何と言葉//非ユークリッド幾何と日本ブンガク[Ⅰ]/非ユークリッド幾何と日本ブンガク[Ⅱ]/古代希臘の藝術と幾何/古代希臘の藝術と哲學/魂・無限と肉・有限[Ⅰ]/魂・無限と肉・有限[Ⅱ]
■第11章 幾何学の意味の変容//射影幾何の創始者たち/幾何學の意味/森敦の『意味の變容』/幾何学の意味の變容/非希臘的數學者たち/遠近法の精神的構造

電子書籍版1,000円(本体)
Amazon POD版(印刷版・A5判120頁)1,400円(本体)

梵字に親しむ 安田梵字教室

令和元年(2019年)8月

安田 倫子著
本書は「梵字を学んで書いてみよう」という方のための入門書です。
まず、梵字の五十音図から自分の名前を梵字で書いてみることから始めて、インドで生まれた梵字の歴史や日本に伝えられたいきさつ、佛教とのつながりを学び、干支や回忌の「守護梵字」や寺社でみかける梵字の意味を知って、梵字を書くときの心得手順に進みます。
【目次内容】
はじめに
第一章 日本人のための梵字入門
    名前を梵字で書いてみよう/自分の名前を梵字で書くと/三尊帳の佛さまを書いてみよう/五佛 金剛界と胎蔵界の佛さま/よくみられる五輪塔/卒塔婆の梵字/板碑の梵字/御朱印にみられる梵字/梵鐘の梵字/梵字で書かれる曼荼羅の世界/唐招提寺の団扇撒き
第二章 知っておきたい梵単語小字典
第三章 私たちを守って下さる梵字
   守護梵字とは/ 干支による守護梵字/ 毎日唱える年忌十三佛の御真言/六観音の種子と御真言/ 光明真言の世界
第四章 安田梵字教室へようこそ
    あらためて梵字と密教について/梵字の略歴/梵字を書くということ/梵字に親しむ/真言暗唱による脳の活性化/梵字を書くときの心得と手順
資料編
参考資料
梵字字形索引

電子書籍版1,000円(本体)
Amazon POD版(印刷版・A5判160頁)1,200円(本体)

エスター・ローズと普連土 アメリカから日本にかけた橋 増補改訂版(クエーカー資料集1)

平成31年(2019年)3月

大津 光男著
太平洋戦争後、疲弊した日本の多くの国民を救ったアメリカのアジア救援公認団体・ララの代表の一人であり、また普連土学園史上に多大な貢献の足跡を残したのが、キリスト友会徒エスター・ローズであった。
エスター・ローズについては、没後、彼女の追想をまとめて刊行された『一クエーカーの足跡』(1980 エスター・B ローズ記念出版委員会)があるが、本書は、自らもキリスト友会徒でエスター・ローズとも親交のあった著者が、普連土学園『研究紀要』に掲載した伝記をもとに、その後の資料も加えまとめなおした「エスター・ローズ伝記」の決定版である。
本書により、エスター・ローズの日米の架け橋としての生涯が深く理解できよう。
なお本書は、平成30年刊行の旧版をさらに充実させた増補改訂版となる。

電子書籍版2,000円(本体)
Amazon POD版(印刷版・A5判320頁)2,700円(本体)

平安より明治に至る 文語 紀行文五十撰

平成31年(2019年)2月

特定非營利活動法人「文語の苑」編纂
本書は、文語で書かれた日本の紀行文の中から代表的な五十篇を選び、その一部を抜粋したものです。古代以來日本人は、海外との間でも或いは國内でも活發に移動し交流してきましたが、現代の私たちはまとまった「紀行文」として、平安時代以降のものを讀むことができます。収載の大半は國内各地を對象とした文章で特に關西と關東を往還する紀行が多いのですが、十篇を越える外國關係のものも選んでみました。また海外、国内を問わず各地の旅を語る文章を、できるだけ地域的な偏りを少なく採録しようと努めたものです。
本書によって日本の國土各地、或いは海外の樣々な時代の情景や風景、或いは人々の生活が、讀者にとって親しいものとなることを期待します。

Amazon POD版(印刷版・A5判197頁)1,400円(本体)
電子書籍版1,200円(本体)

刊行物一覧   平成30年(2018)

卽興詩人 ハンス・アンデルセン著 森鷗外譯

平成30年(2018年)11月

概要・谷田貝常夫、朗読・橘由貴
世界的に知られる童話作家ハンス・アンデルセンの最初の自伝的長編小説『卽興詩人』は、日本では森鷗外の典雅な文語訳で広く知られています。本書はその粗筋とともに、本文の一部の朗読を音声データで楽しめるものです。アンデルセンはデンマークの貧しい靴屋の子として育ちましたが、有力者の後援により欧州旅行をすることができ、イタリアに滯在した折、自らの経験などを背景に織込んでこの小説を書きました。時代は十九世紀初頭、日本でいうと幕末の文政の頃にあたります。
『卽興詩人』は、ローマの貧しい家に生まれ、思いつくままに詩を紡ぐ卽興詩人になることを夢見ていた主人公アントニオ少年の、歌姫アヌンチヤタへの想いなど、様々な数奇な人生経験をたどったもので、発表されるや歐州各国で大きな反響を呼びました。ドイツ滯在中の森鷗外がそのドイツ語訳を読んで大きな感銘を受け、帰国後、勤務のかたわら十年をかけ典雅な文語文として訳しましたが、その訳文が日本で大きな反響を呼び、かなりの作家や知識人にとって詞藻の種となり、また旅行記とも呼べるところから、伊太利旅行の案内書ともなりました。

電子書籍版2,000円(本体)
Amazon POD版(印刷版・A5判104頁)1,500円(本体)

日本に献身した エスター・ローヅ讃歌

平成30年(2018年)8月

谷田貝 常夫著
本書は、大正6年アメリカ、フィラデルフィアのクエーカー教徒エスター・ローヅが、21歳で東京の普連土女学校の教師、また宣教師として来日し、クエーカーとしての揺るぎない信念に支えられながら、時代の大波の中で日米の架け橋となった生涯のエピソードを、普連土学園の教師と生徒の対話を通じて明らかにするものである。 第二次世界大戦中には米国内で繰り広げられた「日系人強制退去命令」による収容キャンプで日系人の支援活動に関わり、また戦後再来日すると、ララの駐日代表の一人として米国からの食糧をはじめとする支援物資の配分や施設訪問などで日本各地を訪れ、困窮する日本を救援するとともに、普連土学園の教育の発展にも尽力した。さらに当時、皇太子の英語教師であったヴァイニング夫人の後継者として皇室とも深い関わりをもった。 ここに改めて、感謝を込め、エスター・ローヅの日米親善に尽くした生涯を振り返るものである。

エスター・ローヅ先生の声がここから
      1 校友會歡迎會にて(昭和52年最後の来日時に、於東京プリンスホテル)
      2 第二次世界大戰中、AFSC南カリフォルニア・パサデナ支部での講演(英語)

電子書籍版1,000円(本体)
Amazon POD版(印刷版・A5判130頁) 1,200円(本体)

刊行物一覧   平成29年(2017)

英文和訳要約法

平成29年(2017年)12月

谷田貝 常夫、中村 保男著
本書は『「大学入試」英語長文要約法』 (1994年三省堂刊)を一般読者向けに大幅に改定したものであり、また『国語読解・要約法』の姉妹篇に当たる。 大学入試でも「記述式」出題の傾向が強まっているが、英文を的確に理解したうえで和訳し、訳文の文章を簡潔に要約する技術、すなわち「長い原文のエッセンスを凝縮すること」の重要性は、情報過多の現代社会にあってその重要性はますます高まっているといえよう。
著者は良い要約文の条件を「読み手が原文にあたらなくても、その文章の基本的な情報が得られ、原著者の発想がわかること」とする。そして、まず英語の文章の構成と論理を、主題や、段落、接続語句をキーに分析したうえで的確な日本語に翻訳し、さらにその日本語を簡潔な短文に要約していくポイントを、具体的な例文から判り易く解説している。
良い「英文和訳」から、良い「和文要約」を目指す全ての人に役立つ本である。

電子書籍版1,000円(本体)
Amazon POD版(印刷版・A5判128頁)1,200円(本体)

いろは歌 大和言葉の奇蹟-囲碁いろは百吟

平成29年(2017年)11月

中山典之 著
「色は匂へど散りぬるを…」で知られる「いろは歌」は、日本語の四十七文字を重複する事なく組みいれた七五調の歌として、千年以上の長きにわたり世界に冠たる日本の文化財でありつづけた。
この四十七文字歌を新しく作ろうとした人は、千年以上の間に三十人ほどいたが、本書の著者はプロの囲碁棋士でありながら、生涯に千首以上のいろは歌を作った。本書収載の國語問題協議會での講演「實踐いろは歌」では、「どうすれば出来るか、こんな面白いものはない」とだれにでも作れるものとし、大和言葉の魅力を学校で教えることを勧めている。 国語に深い関心があれば、学識豊かな著者の「いろは歌」に魅せられるだろうし、また囲碁好きの方は「囲碁いろは」が楽しめるであろう。
さらに裏表紙にあるシチョウ(あたりの連続で最後には石をとられてしまう)を使って最終図形を描く著者創案の珍瓏(ちんろう:ハート型)には誰もが感嘆するだろう。

Amazon POD版(印刷版・A5判166頁) 1,500円(本体)

きゃりこの戀 ―イケメン外人の日本語教室

平成29年(2017年)3月

雁井理香 著
本書は主に平安中期以前の万葉仮名の文献に基準をおいた「歴史的假名遣」を、特に若い人達に普及させることを目的に書かれた、57講の「日本語教室」である。
古文・漢文と日本史を敎える米国生れの三十三歳の「イケメン」変な外人教師が、日本のギャル予備校生「きゃりこ」に複雑精妙な日本のことばの文(あや)や漢字の歴史などを対話形式で講義する。きゃりこの姉やきゃりこが恋する美少年も生徒で登場。「万葉集」「百人一首」「いろは歌」「謎解き和歌」「漢詩」「詩吟」などを素材に、「音読み、訓読み」「熟語訓」「字音仮名遣い」や「係り結び」などの「文語文法」を解説し、さらに「助数詞」「絶対敬語」「大宰府」「尺貫法」「疑問、反語」「元号、諡号」「教育勅語」「混同する漢字」など日本語や日本歴史に関する薀蓄が満載。なお著者は人気のあった元有名予備校の教師。

電子書籍版600円(本体)

戯曲 若き二人の姫 ― 喜劇「むしめづる姫」 悲劇「鶴姫」

平成29年(2017年)3月

谷田貝常夫 作
日本の古い時代の伝説や記録に見られる若き二人の姫君の人生を喜劇あるいは悲劇として「戯曲」化。
喜劇「むしめづる姫」は、平安時代の『堤中納言物語』にある短編「虫めづる姫君」と、『更級日記』の作者藤原孝標娘が武蔵野国で耳にした「竹芝のさか」伝説を素材に、貴族社会では異質の「虫を愛する」京の若い姫君が、やがて自らの意志で東国にくだり、竹芝に住みつくまでの物語です。
また悲劇「鶴姫」は、瀬戸内海に浮かぶ大三島の大山祇神社に伝わる文献『大祝家記』に記される鶴姫と、神社所蔵の小振りの黒い胴丸を結びつけ、鶴姫が戦国時代の武将として活躍したとする「鶴姫伝説」に基づきます。迫りくる大内海軍に立ち向かい、懸命に自らの神社と氏族を護らんとしながら、最後は十八歳で入水自殺した悲劇の姫の物語です。
作者はこれらの若い姫君達の信じられないような行いから、歴史の真実とは異なりながらも、全くの虚構とばかりは言えない「人生の真実」を見出します。

電子書籍版1,000円(本体)
Amazon POD版(印刷版・A5判143頁) 1,200円(本体)

刊行物一覧   平成28年(2016)

平成漢字基本字形集

平成28年(2016年)9月

文字文化協會漢字小委員会 編
本字形集は、戰後日本の文字施策・標準化にみられる漢字表記の混亂、「手書きからキーボード入力」といふ文字使用環境の變化への對應に指針を示す試みである。
甲骨文字、康煕字典など歷史的な漢字硏究の學術的成果を踏まへ、漢字の成り立ちから「正字(基本字)」を示すもので、おほむねJIS漢字第1、第2水準を中心に現代に一般に通用する漢字5,700字を康煕214部首により排列し、關連する異體・古體・分岐・融合・別字などの通用字をJIS第3、第4水準竝びにUnicode統合漢字から拾ひ、總數約8,800字を收錄する。
見出しとなる字形には、文字鏡SVG(EPUB用明朝體)を用ゐ、實用上の觀點から文字圖形番號による一意の圖形指定を可能とする一方、Unicodeで通常示される字形とそのコードを付記した。また最近の硏究を踏まへた字音假名遣を示し、訓には歷史的假名遣を倂記し、文字の構成を示す字體解說竝びに「說文」の解字情報を付した。
さらに854種の旁(部品)字形による「つくり索引」で檢索の便を圖るとともに、參考資料として戰後の字形の變化を比較對照する「新舊字體對照表」で現代漢字の系統的な俯瞰を試みてゐる。
内容詳細は 『平成漢字基本字形集』で、ご覧ください。
中國盛唐(8世紀)期には、顏元孫(がんぐゑんそん)による、漢字の字種や異體字の增加による混亂ををさめるため、800字ほどの漢字を「正字・通用字・俗字」に分類し、科擧試驗で使ふべき正字を示した『干祿(かんろく)字書』があるが、本書は現代の『干祿字書』をめざすものである。
本字形集は、自分の用ゐる漢字が類似字形群の中でどの位置にあるかを見つけ、どの漢字を使ふかを選ぶ時に必ず頁を繰る、實用の辭書として役立つものであらう。

電子書籍版2,000円(本体)

和字正濫鈔

平成28年(2016年)9月

契沖 著
本書は、江戶時代に僧契沖が古文獻によって假名遣ひを硏究し、後に「歷史的假名遣ひ」確立の基盤となった『和字正濫鈔(わじしゃうらむせう)』の翻刻テキストを原典畫像と對比させた電子書籍である。
契沖は、『萬葉集』を硏究し『萬葉代匠記(だいしゃうき)』をまとめるなかで、平安中期成立の『倭名類聚抄(わみゃうるいじゅせう)』以前の文獻には、いろは四十七文字の假名の用法に混亂のないことを發見し、「い・ゐ・ひ」「を・お・ほ」「え・ゑ・へ」等の項目の下に、その假名を含む語をいろは順に竝べ、その出典を注して假名表記の基準を示した。中世以來、藤原定家の假名遣ひが權威をもってゐたが、その基準がかならずしも明らかでないのに對し、『和字正濫鈔』の說は明確な根據を示したものであったために國學者の閒などで假名遣ひの基礎をなす文獻とされ、後の「歷史的假名遣ひ」確立の基礎となった。
また本書解說「契沖と『和字正濫鈔』」(谷田貝常夫)では、契沖が、『悉曇三密抄』という精緻な梵學の書を著した淨嚴(じゃうごむ)から灌頂を受けたこと、日本の古文を讀む中から假名「五十音圖」の規則性を發見したことも梵學の素養から來たもので、廣い視點からすれば、契沖が日本語が論理的な方向に向かっていく延長上に現はれた人物であったことなどが詳述されてゐる。
【解說目次】 契沖とその時代/古書古典の讀書/德川光圀と『萬葉代匠記』/契沖の論證法/日本語の變化/悉曇と密敎修行/『和字正濫鈔』と五十音圖/五十音圖と契沖の作字/契沖五十音圖/外國語の學習により/いろは歌の最後に來る「京」/言葉は誠である

電子書籍版1,200円(本体)

文語作品集 文のそよぎ

平成28年(2016年)5月

日高聡子 著
本書は、「文語の苑」創設者の一人である故岡崎久彦大使を記念して実施された文語創作文のコンクール「岡崎久彦文語作品賞」の第一回受賞者日高聡子の作品集です。
受賞作品『文(ふみ)通はし』をはじめ、短編集『おひたちの記』『たそがれ百景』を収載。作者の人生觀察、人生觀の断片が美しく洗練された文語で綴られ、現代であっても日本人のこころを惹きつける文語文の魅力を伝えます。
「ささがにのいと幼きより父なる人の、折々に古文うそぶくを口眞似に眞似て、何とやらむ深き心は知らねども、耳に心地よき言の葉の數々かな、願はくばかかる文ども讀み集めて、…」(「おひたちの記」序より)

電子書籍版300円(本体)

国語読解・要約法

平成28年(2016年)3月

谷田貝常夫 著
本書は、大学受験生に現代文の読解に役立つと高い評価を得た『大学入試 読解と記述のための現代文要約法』(1989年三省堂)を一般向けに改訂したものです。
ありがちな受験参考書という構成ではなく「一文が正しく読み取れなければ、文章全体もわからず、要約もできない」ので、まず正確な読解ができなければならない。その読解には語彙の背景にある「文化常識」が必要であり、「日本語の特性」や「日本語の文型」について理解を深めることが要約のポイントである点を、具体的な例文から判り易く解説しています。
ビジネス現場での文書作成、就職試験、入学試験に役立つ国語力を高めるとともに、日本語を使う全ての人に役立つ本といえましょう。

電子書籍版1,500円(本体)
Amazon POD版(印刷版・A5判312頁) 1,800円(本体)

文語の苑 文語詩集 明治大正昭和

平成28年(2016年)2月

特定非営利活動法人文語の苑 編輯
我が祖先は千年の間、和歌俳句に代表される五七調を中心にする、耳に快い詩的言語を磨き上げる努力を続けてきました。明治の文明開化の波により、厳しい枠に閉じ込められていた韻文の世界も、欧米の作品に倣った自由な形式の創作が試みられるようになり開花しました。 近代詩は当初は千年の伝統を担う文語によって書かれましたが、やがて同じく文明開化の中で生まれた言文一致運動の広まりは詩の世界にも及び、口語詩が主流となっていきます。
文語詩は讚美歌、小學唱歌からはじまり、西欧の詩の影響を強く受けて飜譯詩から象徴詩などへと展開していきましたが、一方では教育上の功用のために祝日の歌、歴史地理をよみこんだものや、軍歌や校歌、寮歌、さらには行進歌、労働歌に及んで広く歌われました。人の心を動かすのに文語文に適うものはありません。
165篇の代表的な文語詩を時代的な変遷に応じ収録。挿し絵に「木下杢太郎の植物画」をちりばめました。

電子書籍版1,000円(本体)

刊行物一覧   平成27年(2015)

尋常小學國史 上巻・下巻

平成27年(2015年)8月

文部省 上巻大正9(1920)年・下巻大正10(1921)年 発行
国定教科書としては第3期にあたるもので、日露戦争後の時代背景をうけ、それまでの『日本歴史』が『國史』と改められ、文語文での記述の最後の歴史教科書となりましたが、戦前の国定教科書の中では最も長期間使用されました。
尋常小學校は、明治19(1886)年文部省から出された「小學校令」により設置された、満6歳以上の兒童に初等普通教育を施した学校で、修業年限は明治40(1907)年から6年制となり、昭和16年(1941年)の「國民學校令」まで存続しました。
日本歴史(國史)は5~6年生で教えられましたが、この『尋常小學國史』教科書は上下巻350ページに及び、明晰な歴史的仮名遣と正漢字の文章に、難読漢字にルビをつけ、大きな活字で印刷されていて読みやすく、また記紀神話から今上天皇(大正天皇)まで、日本の歴史を人物中心の通史にまとめているのが特徴で、ストーリーが頭に入りやすく、歴史教育のひとつの模範ともいえます。

電子書籍版400円(本体)

概説 康煕字典

平成27年(2015年)8月

谷本玲大 著訳
本書は、『康煕字典』の構成や内容、殿版・安永版・道光版など諸版の歴史的成り立ちや、康煕帝を始めとする陳廷敬、張玉書、都賀庭鐘、王引之など「字典」に関わった人物などを判り易く紹介するとともに、『康煕字典』の見方が一目でわかるよう工夫された図版「図解『康煕字典』」を示すものです。
また康熙帝の勅命序文「御製序」、「上諭」、「凡例」、都賀庭鐘「翻刻序」、安永版「琢屑(たくせつ)索引」に掲載される「補攷(ほこう)琢屑序」、「初學索引」の現代語訳を掲げて、『康煕字典』理解の一助とします。

電子書籍版1,000円(本体)

2+2は4ではない 数遊びの図鑑

平成27年(2015年)6月

ニコラス・ウッド 著
中村保男 訳
本書は、数学者でも数学教師でもない、好奇心旺盛なアメリカ人の著者によるものです。身近な人生や生活から例をひく面白いアイディアと、工夫に富んだ豊富な図版、画像のついた「数学遊びの図鑑」で、様々な視点、種々の分野に立寄って数学の在り様を描き出しています。
「2+2は4ではない」というのは、著者の父親が使った「現実の人生では、そんなにきちんと解ける問題は存在しない」という例えで、本書は数学の命題を、数式を使って説くことはほとんどありません。代わりにちりばめられている図版、画像が、まるでマクロとミクロの世界を描き出した隠喩だと言われる「曼荼羅」といった様相をみせ、読者に世界共通の“言語”である数学の実用的な価値と特別なよろこびを教えてくれるでしょう。

電子書籍版 700円(本体)

回想 学徒出陣

平成27年(2015年)4月

石井公一郎 編著
本書は、平成5年の「学徒出陣五十周年」にあたり、学徒出陣組の一員であった著者が「愛する同胞のために命をささげた戦友に対して、我らが抱く哀惜の念は終生変わらない」としてまとめた出陣学徒の記録です。さらに同期生の座談会、戦中派からの今の学生たちへの「有効な四つの平和運動」を考えるメッセージ、並びに歴史の実態をよく観察した立場から書かれた「危うく分割占領を免れた日本一九四五年」「大東亜戦争の一因となった似非民主主義」という小論文を収載して、中央公論社から刊行されました。
戦後七十周年のいま、改めて著者の戦友への哀悼の想いと平和への提言を振り返るとともに、明治以降の日本の歴史について、正しい解釋をするのに役立つ一冊として電子書籍版としました。

電子書籍版 600円(本体)

シャーロック・ホームズの冒険

平成27年(2015年)3月

アーサー・コナン・ドイル 著
兼武 進 譯
ホームズ、ワトソンの名コンビが活躍した19世紀末のロンドンの雰囲気を、正字・正假名の格調高い語彙と文体で髣髴とさせる新たな翻譯です。シドニー・パジェットの挿絵も完全収録しています。

「譯者あとがき」より
この譯書の譯文はいささか古風な印象を與へるのではないかと思はれる。それは、しかし、譯者のあへて意圖したところである。今から百二三十年もの昔、英國で書かれた物語である。譯者としては讀者に、その時間の隔りを輕視するのではなくむしろ強く意識しながら物語を愉しんでもらふための方途として、古風な語彙や文體を散りばめてみた。そこから生れる違和感のゆゑに、ヨーロッパの世紀末に生きる私立諮問探偵ホームズの重層的な性格や當時の世相が一層きはだつてくるのではないかと考へた。
文章の表記で歴史的假名遣に從ひ、漢字は正字を用ゐたことも、譯文を古風に見せるのに一役買ふであらうと思ふ。この飜譯が、竝外れて推進力の強い物語で、そのことを證明する一助にでもなればと願つてゐる。

『綠柱石の寶冠』本文より
「わたしは、あの寶石が見つかるまでは退かぬぞ、退くものか、メアリー。お前はアーサーが可哀さうだと思つて目が見えなくなつてをる、わたしをどんなに恐ろしい運命が待ち受けてゐるかわからぬのだ。揉み消すどころか、わざわざロンドンからあるお方をお連れした、もつと立入つて調べてもらふのだ」
「こちらが」と言ひながらメアリーは、わたしを振向いた。
「いや、こちらはご友人だ。さつき、ひとりで見て廻りたいからと、出て行かれた、今ごろは廏の小道のあたりだらう」
「廏の小道のあたり」とメアリーは黒い眉を上げた。「あんなところで何が見つかるといふのでせう。あら、お見えになりましたわ、こちらがそのお方でいらつしやいますのね。私は信じてをります、あなた樣ならきつと突止めてくださいますわね、私の直觀が正しいつてことを、從兄のアーサーはこんな罪は犯してゐないんだつてことを」
「まつたく同感です、私もやはり、そのやうに證明できると信じてをりますよ」、ホームズはさう應へてから、扉の前の敷物までもどつて靴の雪をとんとんと落した。

電子書籍版全12編 1,000円(本体)
 

(内容各編)ボヘミアの醜聞/正體不明の男/赤毛聯盟/ボスコム谷の謎/五粒のオレンジの種/脣の吊れた男/靑いガーネット/まだらの紐/技師の親指/獨身の貴族/綠柱石の寶冠/ぶな屋敷

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刊行物一覧   平成26年(2014)

〔福田恆存語録〕日本への遺言  言葉 言葉 言葉

平成26年(2014年)

中村保男・谷田貝常夫 編
日本はこれでよいのか?
平成7年、福田恆存の没直後に刊行された本書は、孤高の思想家が人間性を追及しつづけ、人間存在を深く洞察したところから生まれた言葉の数々がちりばめられた智慧の宝庫である。戦後文化を鋭く批判した上で、後の日本人に托すべきものが何であるかを暗示する。
「独創的な正統派」という矛盾した言葉で表現される福田恆存は、歿後二十年を経て、あらためて混迷する日本の現状に多くを問いかける。
電子書籍版には福田恆存の筆跡16点も収載。
目次:悪/迷信/日本/逆説/現実/死語/叡智/
(編者より)本書は、人生広汎にわたるテーマについての思索が展開されており、電子書籍特有の検索が大いに役立つ。小論文の指導などにも活用できる。

電子書籍版 1,500円(本体)

批評家の手帖

平成26年(2013年)

福田恆存著 中村保男訳
福田恆存が著した「言葉の機能に関する文学的考察」断章形式の283篇を英語に訳す(Notes of a Critic)ことにより、日本人による本格的な言語論を今、海外に問うものである。「確かなものはひとつもない」……言葉の作用の実相を鋭利に明察した、現代日本の文明的批評、和英対訳でここによみがえる。
Notes of Critic on the subject of words in general, in novels, and in drama: of how they work there in reality. The first of this kind of Japanese critical writing ever to be translated into English.

電子書籍版 700円(本体)

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刊行物一覧   平成25年(2013)以前

『今昔秀歌百撰』

平成24年(2012年)1月

百撰刊行会
本書は、百撰刊行会(石井公一郎)企畫による、古事記、萬葉集から近代、戦後現代にいたる百一篇の和歌の姿と心に、一人一首を対象とする鑑賞と批評の解説を付けた集大成である。
解説者は殆どが歌人又は和歌の研究者ではなく、和歌の世界の外側から和歌を鑑賞し、またすべての表記に「歴史的仮名遣」と「正漢字」を用いており、廣く一般の方、とりわけ若い世代に日本人の生理に組み込まれる和歌のリズムと言葉遣い、仮名遣いに触れていただくことを願うものである。

書籍版(菊判上製218頁)実費頒布価 1,100円(税込)
一般書店では取扱いがありませんので、直接、文字文化協會事務局(メール:)へお申し込みください。

外字・異体字のバリアフリーを目指して-漢字研究7年の軌跡

平成25年(2013年)

インデックスフォント研究会
コンピュータで文字を扱う際に起こる、文字化けや、ゲタ文字。
外字や異体字をどのように扱えば、著者の求める表現を確実に読者に届けられるか。現場の苦労を経験したエキスパートが集まるインデックスフォント研究会が、あらゆる使いたい文字に番号を付けて、その共有を目指す「文字基盤」の構築を提唱する。
多様な歴史的漢字や梵字・甲骨文字などを必要とする方に必携の書。

電子書籍版(KINOPPY) 1,500円(本体)
書籍版 ISBN978-4-87738-424-1(発売・紀伊國屋書店) 1500円(本体)

梵字鏡叢書(3冊セット・函入り)

平成20年(2008年)

文字文化協會編
『梵字鏡 成就吉祥章』、澄禅『梵書法帖』、澄禅流『悉曇十八章』からなる、入門者から研究者まで、梵字理解のための必携基本図書。『梵字鏡 成就吉祥章』は、梵字研究の第一人者である児玉義隆師の監修により収載された12,000を超える梵字を収録。字種は「字母」「悉曇十八章」のほか、点画・切継半体、記号を含む。現存する梵字を集大成した仏教文化の金字塔。

書籍版ISBN978-4-903375-42-7(発行・横濱五十番館)セット 14,000円(本体)
在庫僅少につき、直接、文字文化協會事務局(メール:)へお申し込みください。

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